【9月6日付】鳥取県に9月補正予算要望 コロナ休業要請に損失補填を

日本共産党の市谷知子県議は8月21日、9月補正予算について県に要望しました。亀井一賀総務部長が応対しました。


 市谷氏は、新型コロナウイルス対策として県が提案する「クラスター条例」について、▽クラスターが発生した店舗・施設の名前の公表は、利用者に検査を呼びかけることが目的であり、徹底的な調査を行うことを県の責務として明記すること▽店名の公表など強制力を伴う休業要請になるため、損失補填(協力金の支給)をすること▽協力金は、ガイドラインの順守にこだわらず、協力する店舗・施設に支給することーなどを求めました。


 ダイヤモンド電機が120人の希望退職者を募集し、労働者を休業させている問題で、▽日割り賃金しか出しておらず、雇用調整金の活用で満額支給すること▽歳未満の労働者に県外勤務などで退職を強いらないこと▽県の相談体制の強化ーなどを要望。


 さらに、▽低周波による健康被害や自然破壊を軽視する大規模風力発電所を計画する事業者に白紙撤回を求めること▽性同一性障害のホルモン治療や性的合性手術の保険適用▽県立病院で精神科の入院施設がないのは鳥取県だけで是正することーなどを求めました。