【10月4日付】米子市で大平比例予定候補招き集い 総選挙で議席奪還を

 日本共産党の大平よしのぶ前衆院議員・中国ブロック比例予定候補は9月15日、米子市内で開かれた米子市女性後援会、駅前支部、米子医療生協後援会の集いで「来るべき総選挙で必ず議席を奪還し、みなさんの声を国会に届ける」と決意を述べました。また、街頭でも演説しました。


 大平氏は、菅義偉新総裁が「自助、共助、公助」の新自由主義の継承を表明したことに、「コロナ禍で多くの人々が自分の力だけではどうにもならない事態に直面している」と述べ、安倍政権が非正規雇用など低賃金、不安定雇用を増やしたが、コロナ禍で失業者が増えている(非正規雇用を320万人増やしたが7月までに112万人減)ことを指摘し、ホテルの勤務歴5年以内の非正規の従業員が全部切られた例などを紹介。「全ての人が安心して暮らせ、尊厳を持って生きられるようにすることが政治の役割だ」と強調しました。


 参加者からの「消費税を上げないと少子高齢化で財源がなくなるのでは」「そうは言っても共産党は力がない」「野党は離合集散でだらしない」などの疑問に、大平候補は「大企業の内部留保が6年間で倍になるなど財源はある。コロナ対策で野党の政策が実現した。道理があれば政治を動かせる。共産党を入れた野党共闘は新自由主義の転換を掲げ、野党連合政権をつくるために力を合わせている」と答えました。