【3月29日付】鳥取市で市民団体が中国電力と交渉 プルサーマル発電問題答えず

 鳥取県の市民団体が5日、鳥取市の中国電力鳥取支社を訪れ、島根原発のプルサーマル発電の計画を中止するよう申し入れました。「えねみら・とっとり(エネルギーの未来を考える会)」(山中幸子共同代表)など5団体が申し入れ、石井秀治副支社長らが応対しました。

 山中氏は、中部電力浜岡原発の基準地震動データ不正事件が発覚し、電力会社や原子力規制委員会への信頼は失墜したと指摘。中国電は住民の安全より島根原発2号機再稼働(2024年12月)を優先させた上、さらに危険なプルサーマル発電を実施しようとしていると批判しました。

 参加者から、通常の使用済み核燃料はプールで10年間冷却し、乾式貯蔵に移すが、「プルサーマル発電では、使用済みMOX燃料を冷却するのに100年間かかると言われている。どこに、どのくらいの期間、貯蔵管理するのか。使用済みMOX燃料の再処理はどうするのか」などの質問が出ましたが、中国電側は答えられませんでした。

 中山氏は「島根原子力本部から出席はなく、今後も出席しないと言われた。10年間、交渉してきたが再稼働後に態度が変わった」と不信感を示しました。