元イスラエル軍兵士で平和活動家のダニー・ネフセタイさんが28日、鳥取県湯梨浜町で講演しました。
イスラエルでは戦前の日本と同様に「敵と戦い、国のために死ぬこと」の素晴らしさを教えられたが、「日本に来て間違いに気づいた。敵だったシリア人が人間だと思えた」と話しました。
戦争を防ぐために「抑止力」=軍隊や核兵器=が必要だとする議論に対し、「イスラエルとエジプトは5回も戦争して数万人が死亡したが、1978年に平和条約を締結して以来、戦争をしていない。何のための戦争だったのか。話し合えば戦争しなくてすんだのではないか。戦争は敗者しか生まない。加害者のイスラエル兵もPTSD(心的外傷後ストレス障害)で苦しんでいる。戦争を防ぐのは『抑止力』ではない。人権=幸せに生きる権利を大切にする国に戦争はできない。そういう国を増やすことだ」として、平和憲法の役割を強調しました。
講演を主催した書店「汽水空港」の森哲也さんは、同町議(無所属)をしており、拙速な憲法改正の議論を止めるために「わたし町から憲法を考える(仮)」請願書を全国の地方議会で取り組む運動を提起しました。
