【5月17日付】鳥取市9条の会が市民講座

鳥取県の鳥取市と米子市で3日、憲法学習講演会が開かれました。鳥取市9条の会は市民講座を開き、鳥取大学名誉教授の藤田安一氏が「戦争しない国から戦争ができる国へ大転換をめざす、高市首相の『国家改造計画』を問う」と題して講演しました。

 藤田氏は、高市首相は「『戦争権』はすべての国に認められた基本権だ」(「正論」2011年7月号)だと主張。▽武器輸出の全面解禁▽国家情報局の創設▽日本国国章損壊罪の創設▽スパイ防止法の制定▽非核3原則見直し▽軍事費のGDP比3・5~5%への引き上げ▽原潜の保有▽国営軍工廠の導入▽外国人政策の「共生」から「監視」への転換▽9条改憲や緊急事態条項の導入―などを狙っていると指摘しました。

 

 藤田氏は、高市首相の言う「普通の国」とは、いざとなれば戦争する国を意味しており、これは歴史に逆行する第一次世界大戦以前のような価値観であるとまとめました。その上で、戦争する国作りを止める有力な手段が平和憲法であり、9条を守ることが日本と世界の平和につながると締めくくりました。講演後には、参加者からも盛んに質問が寄せられ、活発な意見交換が行われました。