「戦争法案」廃案の運動、空前のひろがり

9月6日 県弁護士会が3市でリレートーク 世代や党派超えて「廃案を」の声

 「安保法案」が重大な局面を迎える中で、鳥取県弁護士会が8月2日の1500人の集会に続いて、6日鳥取・倉吉・米子で開催した「安保法案廃案・安倍政権退陣を求めるリレートーク集会」には、3会場で合せて780人が参加しました。

 トークでは、政党は民主党、共産党、社民党、新社会党の代表が発言。また、境港の有志議員の会、女性議員・元議員の会や岩美町民の会の代表として、保守系や無所属の地方議員の皆さんも発言。団体では、連合や県労連、民主医療機関連合会、高教組、9条の会、ママの会、若者の代表など多彩な顔ぶれが発言、弁護士会のメンバーの発言も含めて、共同の闘いが階層や組織を超え、保守・革新を超えて広がっていることを示しました。

【米子】360人

写真左上から、①全景、②平松境港市議(無所属)、③福住共産党地区委員長、④湯原前民主党衆院議員、⑤松本社民党県副代表(境港市議)

【倉吉】100人

【鳥取集会】320人

写真左上から ①全景、②「岩美町民の会」河下元町議のトーフルート演奏、③伊藤共産党鳥取市議、④山脇もと新社会党県議、⑤「女性議員・元議員の会」西尾八頭町議(無所属)



30日「全国100万人行動」に呼応し県下6市町で集会や抗議行動多彩に

 8月30日、「国会前10万人、全国100万人大行動」の呼びかけに応えて、県内でも鳥取市、倉吉市、米子市で集会・パレード、境港市、日南町、大山町でスタンディングアピールなどの行動がおこなわれ、あわせて1500人の人達が参加しました。

 国会前が12万人、全国で1000か所以上数十万人が怒りの声をあげる空前の行動になりました。

 県内のとりくみを写真で紹介します。

【日南町】イベント会場前でスタンディングアピール

【鳥取】=600人

【境港】スタンディングアピール

【倉吉】9条の会=120人、連合=500人

【米子】200人



女性議員・元女性議員が超党派で「安保法案」反対のアピール発表

 8月10日、県内の女性議員・元議員が鳥取県庁で、「安保法案」に反対するアピールを発表する記者会見を開き、参加した12名が直後に県庁前でアピール行動を行いました。

 アピールは、浜田妙子、市谷知子、錦織陽子の3県議が県内の女性議員・元議員に呼びかけ、民主党、共産党、社民党に加え一部の自民党議員も加わる超党派の38名が賛同(10日現在)しています。今後も共同した取り組みを進めることを表明しました。