【8月10日付】鳥取・米子で金曜日行動原発ゼロ貿易赤字の主原因ではない

鳥取県では8月1日、JR鳥取駅北口に12人、米子市文化ホール前に6人が集まり、原発反対の金曜日行動をしました。米子市では、文化ホール前から中国電力米子営業所までデモ行進しました。
 鳥取では、「貿易赤字の原因は『原発ゼロ』のためか」と題するニュースで、「原発ゼロ」が赤字の主な原因でないことを訴えました。
 財務省貿易統計によると、2010年に6・6兆円の黒字だったのが、13年には11・5兆円の赤字になっています。この間、輸出が2・4兆円増に対して、輸入が20・5兆円の増になっています。
 7月29日付け東京新聞によると、10~13年の間に火力発電燃料の液化天然ガスの輸入額は、3・5兆円から7・1兆円に増えています(この3年間で原油の輸入量は増えておらず、輸入額は4・8兆円増えています)。円安と燃料価格の上昇のためです。
 火力発電の増加分を原発で補っても、3兆円程度しか貿易赤字は解消されません。
 ニュースは、自動車が生産を海外に移したり、日本メーカーのパソコンや家電が売れず、円安が輸出を促進せず、輸入品・原材料の高騰を招いているためだと指摘しています。