【6月7日付】境港九条の会講演会と国策ポスター展ー攻められていないのに攻める国に

 境港九条の会は5月24日、境港市で「戦時下の国策ポスター展」と10周年記念講演会を開き、約80人が参加しました。鳥取大学の藤田安一教授が「戦後70年に考える日本のこれから」と題して講演し、戦争法案が通れば日本が「攻められていないのに攻める」国になると警告しました。


 藤田氏は、集団的自衛権の行使で日本は攻められていないのに、アメリカといっしょに他国を攻めることになると指摘。イラクの現状を見ても戦争で紛争は解決せず、日本の軍事化は国民から自由と民主主義を奪うことと一体だと強調し、国民のたたかいで戦争法案を阻止し、憲法改悪を阻止することの意義と展望を語りました。


 ある男性が「アメリカから、言う事を聞かんと中国が攻めてきても守れんと言われ、自衛隊に米軍の肩代わりをさせるのではないか」と質問。藤田氏は、日本、中国、アメリカの間で経済的な相互依存関係が深まり、お互いに壊滅的な打撃をもたらす戦争はあり得ないとのべたうえで、自衛隊を米軍の替わりに使いたいというアメリカの要求はますます強まると指摘しました。


 ポスター展は22日から開かれ、香川軍男氏の遺族が北海道北見市に寄贈したポスター24点が展示されました。